氷雪花
「あぁ、久しぶりだな

教室へ、俺と一緒に行くんだぞ?

そうしないと怪しがられるからな

それに、学校にいるときだけは、先生と呼べ」


一緒に行くとか分かってる

出てみると大輝がいないから行こうとしただけ



「・・・行きましょ」


そう言って、私と大機は歩き出した



「しっかし、流石白愛だな

まぁ、その容姿じゃ普通に入るだろうな」


「?

何のこと?」


「Sクラスには入れるのはな、容姿がよくて、成績優秀で文武両道じゃないとなれないんだ」


「あっそ」


容姿も成績もスポーツも当たり前のこと



殺し屋になる為に頑張ってきたんだから



「白愛、俺が合図したら入れよ

・・・それとも、一緒に入るか?」


「待つの面倒だから、一緒に入る」


「分かった」







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