いつか君の傍で…


「じゃぁ実嘉ばいばい」

「ねぇ…華凛……応援してるからね」

「ありがと!」

「ばいばい」

「ばいばい」

――――――――――――

「おぉ。華凛おはよ」

教室に入ると梓が居た。

「梓おはよ。人の席でなにやってんのよ!」

「ごめんごめん」

梓と机で遊んでいると

「おっはよォ華凛!」

翼…大好きな人

「おはよ」

「昨日メールなんで返事してくれなかったんだよ!」

「ごめん。寝てて;」

「はぁ…今日もメールするからな!」

「……わかった」

翼は自分の席に行った

「ねぇメールってなに?」

私は実嘉に話した事と同じ事を話した。

「…そっか」

「私、諦めた方がいいのかな」
そう言いながら翼の方を見た
楽しそうに他の男子と
話している翼。
もっと傍であの笑顔を見たい。
てか私相当キモい?笑

「キンコーンカーンコーン」

「はーい席付けぇ!」

先生の一言で皆が一斉に
動く

「起立!礼!『おはようございます』着席!」

――――――――――――――

それから
何事もなくいつも通りに
一日が過ぎ

「ただいま」

「あら!おかえりなさい」


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