ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~
机のレイアウトは今日変わったらしい。
営業二課の机は4つで、私の席はなぜか阿部課長の隣。
私の斜め前、つまり阿部課長の向かいに杉下さん。その隣で私の向かいは空席だった。
「杉下、佐久間さんのパソコンの設定をしてやってくれ。俺は部長と挨拶回りをして来るから」
「あ、はい。喜んで」
何が『喜んで』よ!
杉下さんは悪い人ではなさそうだけど、チャラい感じがするし、居酒屋さんで会った時もだけど、私に色目を使って来るので要注意人物だわ。
「昼までには戻るようにするから、待っててくれ」
「無理しないで、ゆっくりして来てください」
杉下さんがそう言ってニヤっとすると、阿部課長は嫌そうな顔をして私をチラッと見た。
営業二課の机は4つで、私の席はなぜか阿部課長の隣。
私の斜め前、つまり阿部課長の向かいに杉下さん。その隣で私の向かいは空席だった。
「杉下、佐久間さんのパソコンの設定をしてやってくれ。俺は部長と挨拶回りをして来るから」
「あ、はい。喜んで」
何が『喜んで』よ!
杉下さんは悪い人ではなさそうだけど、チャラい感じがするし、居酒屋さんで会った時もだけど、私に色目を使って来るので要注意人物だわ。
「昼までには戻るようにするから、待っててくれ」
「無理しないで、ゆっくりして来てください」
杉下さんがそう言ってニヤっとすると、阿部課長は嫌そうな顔をして私をチラッと見た。