ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~
「行ってらっしゃいませ」
と私がお辞儀をしたら、阿部課長は一瞬ポカンとした顔をしたけど、すぐにプイと横を向いてスタスタと行ってしまった。
何よ、あれ!?
人が挨拶してるんだから、『行って来ます』ぐらい言いなさいよね!
課長のくせに常識ないんだから…
「まさか佐久間さんと一緒に仕事が出来るなんて、夢にも思わなかったなあ」
と言ったのは、阿部課長とは対照的におしゃべりで愛想がいい杉下さん。二人を足して2で割るとちょうどいいのになあ。
「それにしても佐久間さんって、意外と肝が据わってるというか、物事に動じないというか…」
「どういう事ですか?」
私には確かにそういう面があるけど、会って間もない杉下さんから、いきなり言われるのには違和感があった。
と私がお辞儀をしたら、阿部課長は一瞬ポカンとした顔をしたけど、すぐにプイと横を向いてスタスタと行ってしまった。
何よ、あれ!?
人が挨拶してるんだから、『行って来ます』ぐらい言いなさいよね!
課長のくせに常識ないんだから…
「まさか佐久間さんと一緒に仕事が出来るなんて、夢にも思わなかったなあ」
と言ったのは、阿部課長とは対照的におしゃべりで愛想がいい杉下さん。二人を足して2で割るとちょうどいいのになあ。
「それにしても佐久間さんって、意外と肝が据わってるというか、物事に動じないというか…」
「どういう事ですか?」
私には確かにそういう面があるけど、会って間もない杉下さんから、いきなり言われるのには違和感があった。