ツンデレ美女の恋愛事情~新・素敵すぎる上司~
「知ってるよ。約千でしょ? 由佳里は何食べるの?」
「あんたと同じものでいいわよ。全部覚えるなんて、無謀だわ…」
杉下さんにも無謀って言われたけど、そんな事ないと思う。だって、もうほとんど全部覚えちゃったもん。
阿部さんからは、手が空いた時に見とけって言われたけど、会社じゃそんな時間はあまりないから、毎日ショルダーバッグに入れて家に持ち帰るようにしたんだ。
そして寝る前、今までは雑誌を眺めたりテレビを観ていた時間を、カタログと仕様書を読む時間に代えた。
千の商品を丸暗記しようとするのは確かに無謀だと思うけど、用途やシリーズ、タイプなんかの系統で覚えようと思えば、案外とわけなかった。と言っても一ヶ月掛かっちゃったけどね。
最近じゃカラフルなカタログより、文字や数字だらけの仕様書を読む方が楽しく感じる私って、もしかするとヲタクの域に達したのかも…
「あんたと同じものでいいわよ。全部覚えるなんて、無謀だわ…」
杉下さんにも無謀って言われたけど、そんな事ないと思う。だって、もうほとんど全部覚えちゃったもん。
阿部さんからは、手が空いた時に見とけって言われたけど、会社じゃそんな時間はあまりないから、毎日ショルダーバッグに入れて家に持ち帰るようにしたんだ。
そして寝る前、今までは雑誌を眺めたりテレビを観ていた時間を、カタログと仕様書を読む時間に代えた。
千の商品を丸暗記しようとするのは確かに無謀だと思うけど、用途やシリーズ、タイプなんかの系統で覚えようと思えば、案外とわけなかった。と言っても一ヶ月掛かっちゃったけどね。
最近じゃカラフルなカタログより、文字や数字だらけの仕様書を読む方が楽しく感じる私って、もしかするとヲタクの域に達したのかも…