愛しきキミヘ
「大丈夫なの?」

「多分!
ウコンも飲んできたし。飲めるつもりで来ないと。」


もし気持ち悪くなった時の事を希美は考えなかったのか。


「もし気持ち悪くなったら言えよ。」

「うん。
もしもの時はお願いします。」


俺はそのもしもの時を期待してしまった。

色んな希美を見てみたい。

課長はきっと酔った希美を見た事があるんだろう。

希美が酒が弱い事を知っていたんだから。


課長よりも希美の事を多く知りたい。

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