〔完〕あなたと過ごす季節
「ほんっと、山崎っておもしろいな。」


そう言いながら咲良は笑った。

私の頭の中は“?”がいっぱい。


「何がそんなにおもしろいの??」

「べーつに、山崎は知らなくていいこと。
そうそう、話戻るけど。
俺さ、小さい頃から走るのがすげぇ好きでさ。
なんか走りが関係することにはどうも熱くなっちゃうんだよな。」

「ほぉ。」
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