〔完〕あなたと過ごす季節
桜の花びらに案内された場所は、校舎から少し離れた小さな庭らしきところだった。

さっきの桜の木があった場所はざわざわしてたけど、ここで鳴ってる音は自然の音だけ。

しゃべり声は遙か彼方に聞こえる。


少し歩いていると1本の大きな桜の木を見つけた。


「すごい・・・。」


思わずため息が出てしまいそうなほどその桜の木は美しかった。
< 3 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop