〔完〕あなたと過ごす季節
咲良は急にガッツポーズをし始めた私を冷ややかな目で見ている。


「・・・ちょっと咲良、のってよ。じゃ、もう一回。
1位とるぞー!!」

「おー・・・。」


よろよろと拳をあげた咲良に思わずため息が出た。


「今日の咲良、テンション低い?」

「お前が高いんだよ。
俺はお前がちゃんと俺にバトンを渡せるか心配で・・・。」


私の心配してくれてるんだ・・・。

何か嬉しいかも♪
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