〔完〕あなたと過ごす季節
「ま、結構前の話だから覚えてないかもな。」

「そっか。」


あれ?

でも何で咲良はそれを覚えてるんだろう?

咲良って変なとこ記憶力いいよねー。


「とにかく、気にするなよ。」

「うん。」


夕日のせいか、やっぱり咲良の顔は赤く染まっている。


「顔赤いよ?」

「・・・気のせいだ!」


夕日の下で2人笑い合った。
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