小さなシアワセ*



左手の薬指に、
慎ましげでありながら
大きな意味を抱いている、指輪。



少しくすんだ、指輪。



たとえこれが
輪ゴムであったとしても

たとえこれが
紙の輪っかであったとしても


世界で一番大好きなあなたが、
私にはめてくれたなら

そんなあなたと
一生一緒に
いられる証なら


何にもかえられない、
一生の宝物です。


私にとっては
ダイヤモンド以上に
価値があるし
眩しいくらいに
輝いて見えるんだよ。







あなたは
馬鹿だな、
ってきっと笑うだろうけれど
本当だもん。

どんなにもろくても、
どんなにしょぼくても。




大切な人から
貰う指輪は
その人を
心から幸せにする
魔法のリングになるんだよ。







< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

私の好きな人は駐在さん
天沢凛/著

総文字数/44,122

恋愛(純愛)67ページ

表紙を見る
先生愛!~もう1つの片思い~
天沢凛/著

総文字数/78,973

恋愛(その他)196ページ

表紙を見る
先生愛!
天沢凛/著

総文字数/129,250

恋愛(その他)274ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop