夜中散歩
じゃあ自分はどうすればいいのか。
涙が流れ、溢れ出す。

そこに現れるひとつの姿。
降り注いでいたはずの雨が止まる。
水が弾かれる音。私を呼ぶ声。

顔を上げる満月。

その時に確信した。

自分は、どんな事をしてでも生きてみせる。
生きなくてはいけない。
必要としてくれる人が居る限り。
必要と出来る人がまだ存在する限り。

絶対に、生きなくちゃいけない。



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