夜中散歩
「そっか~、真希ちゃんまだ18だっけ」
「はい、そうです」
グラスについた水滴を拭いて、おしぼりで濡れた手を拭いた。
「真希ちゃんって几帳面だよね、何型?」
煙草を吸いながら高崎が言う。
「O型ですよ、生粋の」
こんな話をしながらお酒を作ったり、煙草を吸う人には火をつける。
「へぇ、お父さんとかは何をしている人?」
お父さん・・・
勤めていると、どうしても私の中に入ってこようとする人は少なくない。
家族のこと、普段はどんなことをしているか、住んでる場所など・・・
本当のことを教えればキリがない。
「普通の会社員ですよ」
グラスに氷を入れて、スタッフに合図をする。
「すいません、お願いします」
氷がなくなったことを教え、スタッフがアイスベールに氷を入れて持ってくる。
お酒を入れて客に渡すとほぼ一気飲みに近い状態で飲み干す。
「俺もね、真希ちゃんと同じぐらいの子供がいるのよ」
「そうなんですか」と相槌を打ちながらもう一度、スタッフを呼ぶ。
「ミネ、ちょっとこの人飲みすぎ」
ミネラルウォーターを頼み、これ以上飲ませまいと伝えた。
「はい、そうです」
グラスについた水滴を拭いて、おしぼりで濡れた手を拭いた。
「真希ちゃんって几帳面だよね、何型?」
煙草を吸いながら高崎が言う。
「O型ですよ、生粋の」
こんな話をしながらお酒を作ったり、煙草を吸う人には火をつける。
「へぇ、お父さんとかは何をしている人?」
お父さん・・・
勤めていると、どうしても私の中に入ってこようとする人は少なくない。
家族のこと、普段はどんなことをしているか、住んでる場所など・・・
本当のことを教えればキリがない。
「普通の会社員ですよ」
グラスに氷を入れて、スタッフに合図をする。
「すいません、お願いします」
氷がなくなったことを教え、スタッフがアイスベールに氷を入れて持ってくる。
お酒を入れて客に渡すとほぼ一気飲みに近い状態で飲み干す。
「俺もね、真希ちゃんと同じぐらいの子供がいるのよ」
「そうなんですか」と相槌を打ちながらもう一度、スタッフを呼ぶ。
「ミネ、ちょっとこの人飲みすぎ」
ミネラルウォーターを頼み、これ以上飲ませまいと伝えた。