for you
梓はそんなあたしに突っ込みを入れることなくスルー。
「はいはい。っもう、拓也もあかりで遊ばないで」
「そーだ、そーだ」
う゛ーガルルルルと犬のように拓也を威嚇する。
もちろん、梓の後ろで顔だけだして。
堂々とやったら…
恐っ!絞め殺されそう。
「へいへい、わかりましたよー」
と言って、拓也は去っていく。
ていうか、拓也絶対わかってない!
顔笑ってるもん。
う゛ー
拓也にいじられんの嫌だけど…
でもね、
本当はね?