キミがいた証
それから、お兄ちゃんと二人で、今まであったこととかを話した。
優斗との出会いとか、友達のこととか…
凄く幸せだった。
そして翌日、私は学校に行くことにした。
身体の痛みは、あの後の対処法が良かったのか、殆んどなかった。
と、いうか、痛みより幸せの方が大きくて、痛みさえ忘れていた。
そして、朝、目を覚ますとお兄ちゃんが朝食を作っていた。
そして朝、家を出るとき、
「はい、弁当。」
と、お弁当を渡してくれた。
「…っ!有難う…っ!!」
凄く嬉しかった。