キミがいた証



すると、段々お兄ちゃんの顔色が青くなっていくのがわかった。




「ままま、まさか、もうキスしたなんてことはないよな?」




と、“ない”と言うことを願いながら聞いてきた。




私は何も言えず、あはっと笑い目線をそらした。




するとお兄ちゃんは




「優斗!てっめぇ!!真白を汚しやがって!!」




と優斗に迫っていった。




「お、お兄ちゃん!?」




嘆き怒るお兄ちゃんと心配する私をよそに、優斗は爆笑してお兄ちゃんを交わしていた。



< 114 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop