キミがいた証
今日の授業は嫌いな英語からのスタートだった。
いつもは長くて眠く感じる授業もなんだか短く感じた。
と、いうか、優斗に出会ってから段々英語も好きになってきた。
その後の授業も短く感じ、あっという間に昼休みになった。
「ねぇ、真白。」
お弁当を食べている時、千夏が聞いてきた。
「そのネックレスってさ、鈴原先輩と付き合う前からつけてたよね?」
その問いに
「うん、そうだよ。」
と答えると、
「じゃぁ、どうしたの?」
意味が分からなく首を傾げた。