キミがいた証




「あと何年たったらちゃんと正式にリングはめられるかな。」




と、優斗が言った。




私は、




「何年後でも良いよ。」




と、言った。





そして、




「真白、約束しよう…?」





と、いきなり優斗が言った。




「約束…?」




「そ。約束。」





「うん…?」





とりあえず私は頷いた。




「どんな時もさ、自分を否定しないで?それで笑顔でいて?」





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