キミがいた証
―煌輝side
「はよ、煌輝!」
「優斗、はよ。」
今日、俺は優斗と二人で出掛けることになった。
男二人でショッピングとか…
けど、今日は特別だ。
真白の誕生日プレゼントを買いに行くから…
そして近くのコンビニの前で待ち合わせをして、今に至る。
真白の兄である俺にとってはなんだか複雑だが、真白が喜んでくれたらそれで良い。
よっぽどのシスコンらしい。
や、否定はしないけど。
で、俺はどうしても優斗に聞きたいことがあった。