キミがいた証
そして俺はアルバムを買った。
今まで一緒に居れなかった分、たくさん思い出をつくっていきたいと思ったからだ。
優斗との写真ばっかりでも、正直悔しさもあるかもしれないけど、それでも良い。
何よりも、数年後とかずっと後に見た時、あぁ、この時はこうだったんだなぁ、とか。
何か形でも残せるものが欲しい。
思い出は心に残るものだけど、小さなことでも覚えておきたいから…
そして帰り。
っていってもまだ15:00。
いきなり優斗が叫び、走り駆けて行った。