キミがいた証



そして俺はアルバムを買った。




今まで一緒に居れなかった分、たくさん思い出をつくっていきたいと思ったからだ。




優斗との写真ばっかりでも、正直悔しさもあるかもしれないけど、それでも良い。




何よりも、数年後とかずっと後に見た時、あぁ、この時はこうだったんだなぁ、とか。




何か形でも残せるものが欲しい。




思い出は心に残るものだけど、小さなことでも覚えておきたいから…




そして帰り。




っていってもまだ15:00。




いきなり優斗が叫び、走り駆けて行った。





< 152 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop