キミがいた証
毎日が楽しい…
私も毎日凄く楽しくて、ドキドキしてたよ。
明日が来るのが待ち遠しくて…
早く、長く優斗と一緒にいたくて…
まだ…
まだ、温もりが残ってるよ。
ずっと…
ずっと消えないよ…?
絶対に忘れないよ…
「優斗はさ、真白さえいれば幸せだって。それだけで十分だってさ!」
そう言ったお兄ちゃんの声は、なんだかすっきりとしていて爽やかさを感じた。
その時見上げたお兄ちゃんの瞳は、まっすぐ前を向いていた。