キミがいた証




休み時間になると、千夏が私のところまで来た。




「真白!」




「千夏…」




「あんたさっき自分の世界に入り込んで手なんかあげてたけど、大丈夫?」




「え…?!!!手なんかあげてたの?!!!うっそぉ…」




「はぁー…、本当にあんたは…。気をつけなさいよ?」




「うん;有難うね。」



そう言って微笑んだ。



「ん、良かった。」




「うん。もう大丈夫だよ。」




心から笑顔でいられるよ。




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