キミがいた証
翌日、私は学校に行く途中、あるものをポストに投函した。
「真白、おはよ!」
「千夏、おはよ!」
いつもと変わりない日々。
ただ1つ違うのは、私の首元には、ネックレスが2つあること。
それから一ヶ月、私は変わらず、楽しい日々を過ごしていた。
そしていつも通り千夏と一緒に帰ってる時、
「そう言えばさ、今日だよね。」
いきなりの千夏の言葉に頭には“?”が
たくさん浮かんだ。
「今日って何が?」
すると千夏は少し呆れたような顔をして、
「ドラマのエンディングの歌詞の応募の結果発表!!今日の特集で発表だよ!?」
と言った。