キミがいた証
「優斗!また来ちゃった!」
今日は優斗の一回忌。
さっき皆で来たんだけど、また来ちゃった♪
ちゃんと伝えたいことがあったから…
「ねぇ、優斗。私ね…」
私は優斗に向かって話し始めた。
「優斗が居なくなって、脱け殻のような空っぽの日々を送ってた…私さえいなければって…」
゙キミに会いに行きたい゙
って言ったら、
きっと、生きろって
優しく言ってくれる。
そう思ったんだよ。
優斗は、私がそう思うことを望んでないって。
少し時間がかかっちゃったんだけどね。