キミがいた証




重い足取りのなか、




先輩がくれたネックレスに願った。




“これまでの関係が崩れませんように”




本っ当にどうしよう…




「…はぁ…、着いちゃった…」




ネックレスをギュッと握りしめて、




少しずつ前へと進んだ。




こんなに遅く来たんだから、先輩、もう来てるよね…




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