キミがいた証
「………」
どうしよう…
このまま黙ったままは嫌だ…
ネックレスをもう一度ギュッと握りしめ
静かに頷いた。
「俺のこと、好き…?」
「…はい…、先輩のことが…好き、です…」
その瞬間、先輩に抱きしめられた。
「へ…?え…っ!?先輩…っ!?」
「俺も、真白のことが好き」
涙が溢れた―…
「せ…ぜんばぁい゛…ぅ…ぅあー…」
「え!?真白!?どうした!?」
「う…嬉じぐてぇ…」
「うん、俺も嬉しい。」