キミがいた証




―学校―




「真白!!!」




学校に着くと、いきなり血相を変えた千夏に声をかけられた。




「千夏、おはよう。どうしたの?」




「どうしたの、じゃないよ!!!あんた、鈴原先輩と付き合ってるの!?」




「へ…?うん、そうだけど…」




「大変だよ!!」




へ…?




この時の私は何にも知らなかったんだ―…





< 44 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop