キミがいた証




私はそのまま意識を失った。




気が付けばまわりは暗かった。




帰らなきゃ…




…っ、痛い…




身体を見ると、痣が出来ていて、手足には血が流れた後があった。




その日は、どうにかして家に帰れたけど…





―家―




………。




痛い…




気持ち悪い…




「…っ、ぅ…っ」




涙が溢れてきた。




お兄ちゃん…




私、どうしたらいい…?




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