キミがいた証
夜、皆が寝静まった頃…
私は1人、寝れないでいた。
どうしても、どうしても気になって…
何かわからない恐怖を感じで、私は枕を抱きしめ、お兄ちゃんの部屋に行った。
―ガチャッ
「お…お兄ちゃん…?」
ドアを開けながら言ったら、
「真白、どうした?眠れない?」
いつものように、優しいお兄ちゃんがいた。
「うん…、今日だけ…今日だけこっちで寝ていい?」
「いいよ」
私はお兄ちゃんの方に行った。
「真白、髪長くなったなぁ」
「うん、伸ばしてるの!今、肩より少し長いから、腰近くまで伸ばすの!」
「そっか。じゃぁ、その目標が達成した頃、また会おうな」
「へ…?」