キミがいた証
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目を開くと、
目の前には真っ白な天井があった。
身体は温かくて…
「真白!大丈夫か?!」
優斗の声が聞こえる…
「真白!」
段々と意識がはっきりしてきて、今の自分の状況が分かってきた。
「優…斗?!」
私は起き上がろうとした。
「…っ」
けれど、身体が痛くて動けなかった。
「無理するな、真白。大丈夫か?ちゃんと分かるか?」
やっと意識がはっきりとした。
そっか、私…
「う…ん、大丈夫だよ。」
って、あれ…?
「ここって…」
「俺の家。何か心配になって探したら倒れてたから、びっくりした。」
…っ