キミがいた証
へ…?
って!!
「鈴原先輩…っ!!!」
「おはよう。」
「おはようございます!」
うっそ…
叶っちゃった…!
私は少しびっくりしていて固まっていた。
「ふ…っ、そんな固まらないでよ!」
明るい笑顔の先輩。
なんとなく、モテる理由が分かった気がした。
「あっ!すみません!まさか本当に会えるとは思ってもなくて。」
「もしかして、俺に会えますようにって願ってくれたの?」
「…へ…っ、いや、その、えっと…」
なんだか恥ずかしくて顔が赤くなる。
「あははっ、有難う。」
そう笑った先輩の笑顔にどことなく惹かれた。
「じゃぁ、お礼にとっておきの場所につれていってあげる!」