二重世界
「お、お前……‘一生のお願い'を今、発動する気なのか!?……行かね」
まあ、そうよね。亮ちゃん、こういうの嫌いだもんね。2年前だって、渋々OKさせたんだから。
その割には楽しんでたし、帰りにプレゼントも買ってくれたけど。ふふ……。
「亮二、こんなチャンスないんだよ~。学年1の美女片瀬と、男勝りだけど学年美女ランキング入り(南調べ)している三輪の2人だぜ~!」
「片瀬も……?」
「それによ。お前色々あって落ち込んでんだろ?無理矢理でも忘れる事も大事だぜ」
南くんと亮ちゃんは、途中からボソボソと話してて、会話内容が聞き取れない。
「南……。お前結構そういうとこあるよな。まあ、俺も気になる事あるし、一緒に行ってやるよ」
「ぃよし!決まり!三輪~、俺と亮二で行くからなあ」
南くんは、やりきった感のある顔でこちらを振り向く。
まあ、そうよね。亮ちゃん、こういうの嫌いだもんね。2年前だって、渋々OKさせたんだから。
その割には楽しんでたし、帰りにプレゼントも買ってくれたけど。ふふ……。
「亮二、こんなチャンスないんだよ~。学年1の美女片瀬と、男勝りだけど学年美女ランキング入り(南調べ)している三輪の2人だぜ~!」
「片瀬も……?」
「それによ。お前色々あって落ち込んでんだろ?無理矢理でも忘れる事も大事だぜ」
南くんと亮ちゃんは、途中からボソボソと話してて、会話内容が聞き取れない。
「南……。お前結構そういうとこあるよな。まあ、俺も気になる事あるし、一緒に行ってやるよ」
「ぃよし!決まり!三輪~、俺と亮二で行くからなあ」
南くんは、やりきった感のある顔でこちらを振り向く。