二重世界
私の目に、うっすらと涙が浮かんでいた事に、香織は気付いたようだ。
「ち、違うの!藤堂くんがトイレに行って、私が絡まれてた所を彼が助けてくれたの!だからその時怖くて、少し泣いちゃった」
うん、本当の事だし、涙の理由も自然な感じ。
「絡まれたの!?誰よ、詩織を泣かせたヤツは!ねえ、どいつ!?とっちめてやるわ!」
「お、落ち着いて香織。藤堂くんに睨まれて、スゴスゴと逃げていったからもう大丈夫」
やや興奮気味に袖をまくりあげる香織をなだめて、私は亮ちゃん達の後を追った。
「藤堂!次に行くアトラクションは決まってるんだから、勝手に行かないでよね!」
香織が亮ちゃんと南くんに、後方から声をかける。
「姫、次はどこにお連れすればよろしいので?」
南くんが振り向く。
「次はドリームランド名物、お化け屋敷だぞ南よ」
「その言葉、心よりお待ちしておりました!」
「ち、違うの!藤堂くんがトイレに行って、私が絡まれてた所を彼が助けてくれたの!だからその時怖くて、少し泣いちゃった」
うん、本当の事だし、涙の理由も自然な感じ。
「絡まれたの!?誰よ、詩織を泣かせたヤツは!ねえ、どいつ!?とっちめてやるわ!」
「お、落ち着いて香織。藤堂くんに睨まれて、スゴスゴと逃げていったからもう大丈夫」
やや興奮気味に袖をまくりあげる香織をなだめて、私は亮ちゃん達の後を追った。
「藤堂!次に行くアトラクションは決まってるんだから、勝手に行かないでよね!」
香織が亮ちゃんと南くんに、後方から声をかける。
「姫、次はどこにお連れすればよろしいので?」
南くんが振り向く。
「次はドリームランド名物、お化け屋敷だぞ南よ」
「その言葉、心よりお待ちしておりました!」