絶望の淵

完全無視

私は家でも部活でも孤独だった。
ふと、ある考えが浮かんだ。
ここまでやられるからには、何かしら理由があるのかと思い、意を決して部員に聞いてみたが、答えてはくれなかった。
遂に私は堪忍袋の尾が切れ、嫌がらせを完全に無視する事に決めた。
例え嫌がらせをする部員が話しかけようとも、無視を決め込み、返答しなかった。
そうすることで、私は嫌がらせから少し解放された。
< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop