濃い来い恋
やっと高校生の門を
くぐれるというのに
なんか悲しい
みんなの視線が
怖すぎる
足も少し震えてたけど
がんばって
堂々と少しずつ上を
見ながら私は歩いた
私は
幼い頃から泣き虫だが
おばあちゃんが
ものすごい強い人なので
一緒に暮らしていく
うちに私も少しずつ
強くなっていった
「さすが
おばあちゃんの血を引くだけのことはある」
とおばあちゃんは言う
でも苦手なものが
どうしてもある
それは
男の子だった(・o・)★
臭うし
汚いし
下品だから
近づくなっ
とおばあちゃんに
小さい頃から
言われてるため
私は
男の子は苦手だ★☆★
さて
私の紹介は
これぐらいにして(笑)
しばらく
歩いていたら
誰かにぶつかった
「あっ・・すみません」
と謝ったが返事がない
恐る恐る顔を上げ
前にいる人をみると
男子生徒だった(泣)
顔が怒りで引きつって
私を見下している男の子
そしてその男の子は
笑い始めた(´□`)
え??
なんなの?
この男?
そしてその男の子は
急に叫び始めた
「こんなとこに
昭和時代からタイムマシーンに乗ってやって来た女がいるぞー」っと
叫んだのだ
校庭の真ん中で
その男の周りにいた
男子集団は爆笑し
周りにいた男女みんな
爆笑し始めたのだ
さすがに
弱虫な私でも
怒りがこみ上げて来た
そして
私は
クソ野郎に
「あんたみたいなクソ野郎に馬鹿にされる筋合いはないわ」っと叫んだ
予想外の言葉に
周りみんなが
静まり
私をみて
びっくりした
そしてその男も予想外な事を言ってきた
「お前かっこいーぢゃん。俺が悪かった。ごめん」
え・・・
私も予想外な
言葉のあまりに
その場で
倒れてしまった・・・