闇に映えるは儚き桜
 
それから、私は泣いた
久しぶりに人の腕の中で。

君は優しく抱き締めて
ただただ、頭を撫でてくれた

その君の温もりが優しくて
細い腕は力強くて

やっぱり男の子なんだなって

実感したんだ


あの男とは違う安心感とこの人は信じられるという見えない確証が気づかせたんだ。



私は、君が…………





 
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