次の春になれば…
ゆらゆらする……
気持ちが…想いが、身体より大きくて、
私の身体では持つのがやっと。
森田君が理恵を好きなのは一目瞭然。
だって態度に出てるもの……
いつも森田君を見ている私には、小さな変化もわかるんだよ。
理恵の言葉に笑って…
理恵の笑顔に照れて…
理恵の表情に微笑んで…
理恵もね、多分森田君が好き…
親友だものわかるよ…
森田君が話し掛ける度に、頬を赤く染めて、緊張しながらも嬉しそう。
美男美女だからこれまたお似合い。
本当、自分が惨めになる。