風相新東



「出来た。」





後ろから俺の方に手を置いて
言う翼






「きゃっー。」







触れたい......。






肩に置かれてた翼の手を握って
下に引っ張った





翼の胸が背中にあたって

翼の顔が俺の右耳のほうにあって


翼の甘い香りが漂う






「翼が後ろから抱きつくなんて

変だよ...////っ。」






翼の吐息が俺の耳にあたる










俺は弁当を持って 立った。






「きゃあーーーーーっ。」
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