風相新東



「それにしても、知らない街 めっちゃ不安やろ?

大丈夫、これからウチらが 教えたる!!心配せんといて。」





誰もが虜になりそうな笑顔を 見せてくる えりかちゃん



ホントに、転入初日から 感謝です。





「最後......相田 恋。」




「呼ばれてるよ、行きな。」






最後のクジを手にとって 開いた





「..........10」





「なになに?.....10?」




「ええやん~、斗紀の隣。」



「..斗........紀?」



「あぁ~斗紀ゆうても 恋ちゃんには
わからへんよな~。」



「あいつやで、あいつ。」




指指してるところに目線を移した






すると、一人の男の子と目が合って
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