先生のバイク ~side先生~

「あっ、次ですよ。起きてください・・・。」

「んん??あぁ・・・。」

俺は、また寝てしまった。


もう、次なのか・・・。

体が重い。

「あのっ、荷物持ちましょうか??」

「・・・ありがとう・・・。」

沖野さんがいて助かる。

沖野さんがいなかったら、俺は今頃、駅で倒れたまんまだったろう。






電車から出る。


だんだん熱があがってきて、苦しい。

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