先生のバイク ~side先生~
「っつ・・・
いいよ。いいよ!!
俺も、ゆきねって呼んでいいかぁ??」
「あり・・・・が・・・・と・・・
う・・・れ・・・しい・・・」
「うわぁぁぁぁぁ」
俺は、泣いた。
泣きまくった。
医者たちが走ってくる。
「せんせっ、~~を!」
「・・・・~~!!」
「あなたは、外に居てください・・・。
沖野さんは、非常に危険な状態です。」
カーテンがしまる。
カーテンの近くに居るのが怖かった。
沖野さんが、どうなるのか怖かった。
その時、俺はどうする事もできず、ただ座っていた。