先生のバイク ~side先生~
『ピコッッッ!!!!!!』

部屋中、ピコハンの音が響く。

「痛ったぁ~~~」

すげー痛そうな顔をしていて、後悔した。

もう少し、優しくたたけばよかった。



でも、集中してないお前が悪い。

「中村っ
ここは、~~~だろ?」


ここで、いろいろ考えてはいけない。

中村は、少し悩んで、明るい表情になった。

「あっ!!そっかぁ!!」

「だから、答えは?」


「32分!!!」

「できんじゃん!!!」


意外とスグ解けたので、褒めた。



中村は、すげー赤くなっていた。


気持ちが顔に出やすいタイプらしい・・・。


こういうの、慣れてないっぽい。




まぁ、中学生ならそんなもんか・・・。





でも、


なんでお前とアイツは、そんなにかぶってるんだ??
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