先生のバイク ~side先生~

また沈黙が続く。

中村は、結構落ち込んでいた。


これはいけない・・・。

「悪ぃっ!!俺が変なこと聞いた!!
 なんかお詫びするよ!何がいい??」

「えっ・・・。」


俺は、かる~く考えていた。

ジュースをおごろうかとか、アイスをおごろうかとか・・・。


もしかして、ケーキとか??

よく考えたら、今小銭しか持ってない!
花買ったから、お金ねーよっ!





そしたら、意外な言葉がでてきた。


「送ってください!!」

「はっ??」

「ウチの家まで・・・。」


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