社内恋愛
<回想>

絶対に社内恋愛はないと思っていた私。
私自身、仕事とプライベートのメリハリをしっかりしたいから。それに、私の理想の男性はいなかった。

それなのに、どうしてか私は彼を好きになった。

『木村さん。起きてください。』

『全然起きない。みやこ。やっぱり木村君置いて行っていい?』

『起きないですか?』

うちで会社の若手のメンバーで鍋をした。

工場の人もいて、明日仕事だからと終電が近くで終了した。
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