社内恋愛
彼は、いつものように潰れて寝ていた。

『起きなさそう。』


『置いて行っていいですよ。どうせ明日も休みだし。』

寝ている彼を見て言った。起きるまで待っていったら、明日出勤の人たちに迷惑をかけると思った私は、言った。

『じゃあよろしく。』

『はい。』

こうしてみんなは帰って行き、私と彼だけになった。


気持ち良さそうな彼は、起きる雰囲気がなかった。
< 22 / 70 >

この作品をシェア

pagetop