社内恋愛
『佑君。明日仕事だから、私帰るね。』

『はぁーもう終電ないよ。』

『大丈夫、歩いても20分だし。明日のこと考えると帰りたい。』

彼は、呆れた顔をした。

『みやこ。もう12時回っているし、危ないから帰るな。明日、お前ん家よってやるから、今日泊まれ。』

彼の真剣な態度に、私は、頷くことしかできなかった。

「誰のせいで終電逃したと思うのよ」と、言うつもりが真剣な顔の彼に私は、言えなかった。
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