社内恋愛
『私も恋がしたい。』


酔った勢いで私は叫んでいた。


『山崎。どんなのがタイプなんだよ。』


秋田さんが聞いた。


『そうですねー。普段はフワフワしているけど、やるときはやる人がいいです。』


こんな話を絶対に話さない私は、かなり酔っていた。


『じゃあ、会社の中では?』


『……木村さん』

『ええ!?』

彼は、急に話をふられ驚いていた。それも、珍しく酔ってない彼に。


『私は、木村さんがいいです。』

『何を言っていだよ。山崎。』


『マジっす。私木村さんが好きです。』

彼の事を熱く語った後、私は、その場に寝た。
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