もてる恋
自分が一番早く着替えられて、
一番かわいい服を選んだ。
白いシャツにピンクのチュチュスカート。
友達と遊ぶ時も着ないくらい、
稀に着るものだった。
「お待たせいたしました!」
「うおっ…」
「ど、どーしたの?ごめん、変かなあ?」
「違っ、あれだから、逆だから…行くぞ」
「なになに!言ってよ~!」
馬鹿な私でも「かわいい」って言ってくれることくらい
わかった。
照れてる勇人君も、かっこいい。
「着いたよ」
「おお・・・ え?」
「ごめん、俺、一人で暮らしてんだよね。」
まあ、入ってよ」
「おじゃまします!」
勇人君の部屋はちょっと小さくて、
段ボールだらけで、
キッチンにはプラスチックの弁当の入れ物が
積み重なっている。
一番かわいい服を選んだ。
白いシャツにピンクのチュチュスカート。
友達と遊ぶ時も着ないくらい、
稀に着るものだった。
「お待たせいたしました!」
「うおっ…」
「ど、どーしたの?ごめん、変かなあ?」
「違っ、あれだから、逆だから…行くぞ」
「なになに!言ってよ~!」
馬鹿な私でも「かわいい」って言ってくれることくらい
わかった。
照れてる勇人君も、かっこいい。
「着いたよ」
「おお・・・ え?」
「ごめん、俺、一人で暮らしてんだよね。」
まあ、入ってよ」
「おじゃまします!」
勇人君の部屋はちょっと小さくて、
段ボールだらけで、
キッチンにはプラスチックの弁当の入れ物が
積み重なっている。