【続】 deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係~わたしは生徒で、彼は先生で~
瀬川君の手がわたしの胸を鷲掴みにする。
愛情なんてなにもない。
ただただ、欲望を満たすための道具。
痛くて、悔しくて。
死んでしまいたい。
彼の舌が、手がじょじょに下がっていく。
「お願いやめて。」
「バカじゃないのお前。 ヤメテって言われてやめられっか!! 」
「イヤ――――――!! 」
もう終わりだと思った。
もう先生のところにも戻れない。
またわたしはひとりになる。
あんな幸せな時間はもう戻らないと。