【続】 deepdeepdeep 夜の帝王との秘密な関係~わたしは生徒で、彼は先生で~
そして、わたしはこの春から先生に甘えて、学生しっちゃってます。
ずっと、気になってたファッションの世界。
自分でデザインして、自分で作り上げる衣装。
わたしは、学生ライフを満喫しっちゃってます。
「聖也~。おはよう。」
「おはよう!! 茉里(まり)。」
この学校で初めて声をかけてくれたのが茉里だった。
ふわふわのくせ毛がかわいい女の子。
「今度の課題、紳士物のシャツらしいよ。 聖也は誰に作るの?」
「そうだな・・・。」
「もちろん彼でしょう?」
そうなんだけど・・・。
あー見えてけっこううるさいんだよね。
シャツはどこのブランドでスーツはどこのがいいとか・・・。
教師やってる時はあんなにダサダサのダサ男だったのに、夜1本になってからはけっこうウルサイ!!
本当に同一人物??って思ってしまう。
だから・・・手作りってどうなの??って思ってしまう。